要旨：ご存知のように、日本はもと中国古代の儒教思想の影響で「男尊女卑」という観念を持っていたが、現在の女子高等教育においては中国より先進的な理念を持っている。本論は、先行研究に基づき、日本の女子大学および活水女子大学の発展背景や状況を把握し、訪問調査により、日本人大学生から女子大学に対する意見を聞き出し、これからの発展への示唆および女子校が存在の意義を考えてみた。さらに、女子大学の利点や存在する問題を明らかにした。現代的課題である男女共同参画社会の実現に向けて、その数が減少しているが、女性の潜在能力を生かせる女子大学の存在が必要である。

キーワード:-女子高等教育;-日本の女子大学;-活水女子大学;-男女共同参画社会

目次

要旨

中文摘要

1．はじめに-1

1.1研究動機と目的-1

1.2先行研究-1

2．日本の女子大学についての文献調査-3

2.1女子大学発展の背景-3

2.2女子大学の発展状況-3

2.3女子大学のあり方について-4

3．活水女子大学についての文献調査-6

3.1活水女子大学の発展状況-6

3.2日本の女子大学および活水女子大学の特徴-6

4．日本人大学生から見る女子大学についての意見の訪問調査-8

4.1調査方法-8

4.2調査内容-8

4.3調査結果-8

4.4考察と示唆-9

5．終わりに-11

参考文献-12