概要：本論文の研究対象は谷崎潤一郎の作品『春琴抄』である。本論文は主に、小説の主人公二人の世間にあまり理解できない愛を分析することにより、小説のサドマゾヒズムの表現および原因を研究するし、さらにサドマゾヒズムの表現で含めた谷崎潤一郎の美意識を探索する。これ以上の研究を通じて,谷崎潤一郎の美意識を解析する。

中文摘要：本次论文研究对象为谷崎润一郎的作品《春琴抄》，笔者将根据对故事中主人公春琴与佐助之间的难以为世间所理解的爱情的分析，对这段虐恋的书中表现以及原因进行研究，并进一步的探索虐恋中隐含的谷崎润一郎的带有日本传统色彩的审美意识。以进一步达到解析谷崎润一郎的审美意识的目的。

关键词:虐恋；谷崎润一郎；女性崇拜；阴翳美学

目次

概要

中文摘要

序 章 研究目的と先行研究-1

　　第 1 節 研究目的-1

　　第 2 節 先行研究-1

第 1 章 サドマゾヒズムの表現-2

　　第１節　サドマゾヒズムについて-2

　　第２節　『春琴抄』について-2

　　第3節　『春琴抄』にサドマゾヒズムの表現-3

第2章　サドマゾヒズムの必然性-3

　　第1節　春琴と佐助の性格-3

　　第2節　谷崎潤一郎の経歴-4

第３章 谷崎潤一郎の美意識-5

　　第1節　サドマゾヒズムに見られた谷崎潤一郎の美意識-5

　　第２節　春琴の陰翳美-5

　　第３節　女性崇拝主義-6

終章-6

参考文献-7