更新时间:02-18 上传会员:克莱儿
分类:日语论文 论文字数:16315 需要金币:2000个
要旨:意見交換の場合では、学習者は自分の主張が正しいと一方的強調するだけでは足りない,他人の発言に応じて適切に発言することも要求される。そこで、「譲歩」というストラテジーが挙げられる。「譲歩」は、「自説と対立する立場に理解を示したり対立する立場に有利な情報を提示したりする箇所、および、自説の問題点や限界を指摘したり自説に不利な情報を提示したりする箇所と定義する」(伊集院他、2014、36)。また、伊集院他(2013a、1)の研究では、文章を書く場合、特に意見文の「起承転結」の「転」のところで譲歩を使うと、反面から議論することができるのでかえて説得力と論理性を伝える効果がある。筆者は実際の会話でも、「譲歩」は陳述の論理性を加えるのみならず、発話者の話をより婉曲にしてコミュニケーションを円滑に進めるための重要な役割も果たしているとか考える。
本論では意見交換会話のすべての譲歩を表す発話の表現形式、及び譲歩した後の論理展開について分析を行った。その結果、学習者とも語話者とも会話で「譲歩」を表す発話を頻繁に使うことが認められ、特に多人数の意見交換会話においても相反する主張を提示したり、自身の主張を弱めたりするという「譲歩行為」が行われていることが明らかになった。また、譲歩の機能についても先行研究の分類を参考しながら「1. 相反する主張の提示」、「2.相反する主張に有利な根拠材料の提示」、「3.自身の根拠の弱みの指摘」さらに「4.円滑なコミュニケーションのための同調」という4つのカテゴリーを分類してみた。さらに、ポライトネスの視点から「譲歩」の動きを分析することによって、「譲歩」は会話を円滑に進める役割があるということを判明し、先行研究に補足できればと望む。
キーワード:意見交換 譲歩 JSL学習者 日本人母語話者
中文摘要:在需要与他人进行意见交换的场合,不能只是一味地去强调自己观点的合理性,而应该根据他人的发言、反应去调整自己的语言以达到交流的目的。而“让步”则被认为是在意见交换时一项十分有效的策略。“让步”定义为表示对与自己不同观点的理解或指出自己观点的局限性和不足之处(伊集院他 2014、36)。另外,伊集院他(2013、1)指出在书面表达中,尤其是在意见文的写作中在“起承转合”的“转”的地方使用“让步”能够从反向来论证作者的观点,并增强文章的逻辑性。笔者认为在实际的会话中,“让步”不仅可以使得说话者的表达更有逻辑,还可以让说话人表达意见的方式更加委婉使得交流能够流畅的进行。
本论文以日语母语者和中国人日语学习者为对象,意见交换会话中所有表示让步的发话抽出,就“让步”的表现形式,以及“让步”之后的逻辑展开进行了分析。研究结果在多人讨论中表明无论是母语者或学习者都在会话中频繁的使用“让步”,特别是使得在多人会话中提示相反的主张,指出自己观点的欠缺之处的“让步”行为得到了印证。本文还在先行研究的的基础上对的“让步”的机能做出了【1.对相反主张的提示】【2.对相反主张有利的材料的提示】【3.指出自身依据的不足】以及【4.为了交流流畅的附和赞同】的4种尝试性分类。另外,也对“让步”这一行为是否在谈话中具有礼貌性功能进行了探讨,并证明了“让步”策略具有促进交流顺畅的功能,以希望能对先行研究能有一些补充。
关键词:意见交换 让步 JSL学习者 日本人母语者
目 次
要 旨
中文摘要
はじめに-1
1 分析対象と分析方法-2
1.1 研究対象-2
1.2 データの概要-3
1.3 分析方法-3
2 結果と分析-4
2.1 課題1 「譲歩」の機能-4
2.1.1 学習者の「譲歩」の機能-5
2.1.2 母語話者の「発話」の機能-8
2.2 課題2 「譲歩」の表現形式及び論理展開-10
2.2.1 「譲歩」の表現形式-10
2.2.2 「譲歩」の論理展開-12
2.3 課題3 ポライトネスの視点から見る「譲歩」の動き-13
3 学習者と母語話者の相違-14
3.1 「譲歩」の「数」-15
3.2 「譲歩」の「質」-15
おわりに-16
付録1-18
付録2-19
参考文献-20
謝辞-21